Pythonでテキストを.txtファイルに出力する方法

はじめに

Pythonで文字列データを.txtファイルに保存する方法を解説します。基本的な書き込み方法から、追記、エンコーディングの指定など、実用的なテクニックを紹介します。

基本的な書き込み方法

Pythonでは、open() 関数を使ってファイルを開き、write() メソッドでテキストを書き込むことができます。

# 出力するテキストデータ
texts = "こんにちは、Python!\nこれはテキストファイルへの出力テストです。"

# ファイルに書き込む
with open("output.txt", "w", encoding="utf-8") as file:
    file.write(texts)

解説

• open("output.txt", "w", encoding="utf-8")
• "w" は書き込みモード（上書き）
• encoding="utf-8" を指定することで、日本語を含むテキストも正しく保存できる
• with 構文を使うことで、ファイルを自動的に閉じる
• write() メソッドでテキストを書き込む

追記モードで書き込む

既存のファイルに追記したい場合は、"a" モード（append）を使います。

# 追記するテキストデータ
append_text = "\nこれは追記されたテキストです。"

# ファイルに追記する
with open("output.txt", "a", encoding="utf-8") as file:
    file.write(append_text)

リストを改行付きで書き込む

リストの要素を改行区切りで書き込みたい場合は、join() を使うと便利です。

# 複数行のデータ
lines = ["1行目", "2行目", "3行目"]

# ファイルに書き込む
with open("output.txt", "w", encoding="utf-8") as file:
    file.write("\n".join(lines))

ファイルの内容を確認する

書き込んだファイルを開いて内容を確認するには、以下のコードを実行します。

with open("output.txt", "r", encoding="utf-8") as file:
    content = file.read()
    print(content)

まとめ

Pythonを使ってテキストを.txtファイルに出力する方法を紹介しました。
– "w" モードで上書き保存
– "a" モードで追記
– join() を使ってリストを改行付きで書き込み