今回はFlaskアプリをGoogleColabで立ち上げる方法を解説していきます。
ngrokのアカウント作成やAPIキーの取得は住んでいる前提で解説していきます。
基本設定
まずは必要なものをインストールします。
!pip install flask pyngrok
続いてAPIキーを設定します。
.envを使うやり方と、直接入力する方法がありますが、.envの使い方がよくわからない場合で、外部に公開する可能性がないのであれば、以下が簡単です。
!ngrok authtoken "APIキー"
.envにAPIキーを書いて直接APIキーを入力しないようにするためにはGoogle Driveをマウントして、マイドライブ直下に.envを設置し、
以下のように読み込むことで設定できます。
!pip install python-dotenv
import os
from dotenv import load_dotenv
# .env ファイルのパスを指定
env_file_path = '/content/drive/MyDrive/.env'
# 指定したファイルから環境変数を読み込む
load_dotenv(env_file_path)
# APIキーを取得
ngrok_auth_token = os.getenv('NGROK_AUTH_TOKEN')
# Ngrokコマンドを実行
ngrok_command = f'ngrok authtoken "{ngrok_auth_token}"'
import subprocess
subprocess.run(ngrok_command, shell=True)
print('done')
アプリ部分の作成
今回はHello Worldを表示するだけの単純なアプリです。
from flask import Flask
from pyngrok import ngrok
ngrok.kill()
app = Flask(__name__)
@app.route("/")
def home():
return "Hello, World!"
if __name__ == "__main__":
public_url = ngrok.connect(5000)
print(f"ngrok URL: {public_url}")
app.run(port=5000)
実行すると出力の途中にngrok URL:が表示されるので、そのリンクをクリックするとアプリを確認できます。