【Pythonブログ投稿自動化】記事ファイルの管理方法について考える

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前回は、ブログ記事に関するメタデータ(本文以外のデータ)をどのように管理するか考えました。

今回は、関連して、記事内容のマークダウンのファイル名やフォルダ構造について考えていきたいと思います。

記事ファイル名

まずは、記事のファイル名について考えてみたいと思います。
大きく方針としては以下の3つを考えました。
– 投稿したい順番のid のようにする(例:1.md)
– 投稿のタイトル名にする(例:【Pythonブログ投稿自動化】記事ファイルの管理方法について考える.md)
– 投稿時のslug(リンクの部分)にする(例: wp-autopost-file-management.md)

以下に、3つのファイル名方式に対するメリットとデメリットを表形式でまとめます。

ファイル名方式 メリット デメリット
投稿したい順番のID(例:1.md) – 簡潔で分かりやすい。
– 投稿の順番が明確に管理できる。
– ファイル名から内容が分からない。
– 後で順番を変更する場合、番号の振り直しが必要。
投稿のタイトル名(例:Pythonブログ投稿自動化.md – ファイル名から記事の内容がすぐに分かる。
– 検索がしやすい。
– タイトルが長いとファイル名も長くなる。
– ファイルシステムによっては使用できない文字が含まれる可能性。
– 投稿順番の直接的な管理ができない
投稿時のslug(例:wp-autopost-file-management.md – SEOを意識したファイル名にできる。
– URLとファイル名が一致し、管理がしやすい。
– ファイル名が短くなる可能性があるが、内容が直感的に分かりにくい。
– 投稿順番の直接的な管理ができない

方針の選定

上記のメリット・デメリットを考慮した上で、どの方針を採用するかは、ある程度、運用したいブログの特性に合わせて決める方がよいと思いますが、私はslug方式を使っています。

その理由は、ファイル名からある程度内容は知りたいが、タイトルだと使えない文字があったり、途中で変更したくなる可能性がslugより大きいからです。

記事情報とは独立した適当なファイル名にする方法もありますが、その場合、追加でファイル名の決定やslugの記述が必要になるので、やめましたがこの方法もよいと思います。

ファイルの順番が管理できない問題については、1_slug.mdのようにして、slugは_で区切った部分にするというようにすると管理可能です。

フォルダ構成の方法としては、

  • 全て同じフォルダに保存する
  • 画像フォルダと記事フォルダの2つに保存する
  • 画像フォルダと記事フォルダをそれぞれカテゴリーごとに分けたフォルダに保存する

を考えました。

私の場合は、最後の画像と記事をそれぞれ、カテゴリーのフォルダに保存しています。
1つのフォルダに作成してしまうと、記事数が増えてくると管理が難しくなるためです。

派生として、カテゴリーベースでフォルダは、作成しつつ、フォルダ名は別にすることも可能です。例えば、itフォルダはIT・プログラミングのカテゴリーに対応させるなどです。

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