今回は、Markdownでユーザースニペットが使えない場合の解決方法についてご紹介します。
ユーザースニペットの登録を行ったのに、なぜかマークダウンで設定できない…
そんな場合の解決策を紹介します。
私も、いろいろ試して最初できなくてなんでだーと思っていたので、同じような人の参考になれば幸いです。
VSCodeでMarkdownスニペットを有効にする方法
Markdownでユーザースニペットを使うためには、VSCodeのSettingsの設定を少し変更する必要があります。
settings.json
に設定を追加する
まずは、VSCodeの設定ファイルsettings.json
を開きます。
ファイルの開き方がわからない場合は、以下の記事を参考にしてください。
https://lifetechia.com/vscode-settings.html
開いたsettings.json
ファイルに以下の設定を追記します。
json
"[markdown]": {
"editor.wordWrap": "on",
"editor.quickSuggestions": {
"comments": "on",
"strings": "on",
"other": "on"
},
"editor.snippetSuggestions": "top"
}
settings.json
には既に拡張機能の設定などが記述されていることがありますので、既存の設定と競合しないように注意してください。
- スニペットを確認する
– 設定を追加した後、Markdownファイルを開いて、スニペットを使いたい場所で登録した単語を入力します。
– 定義したスニペットが候補として表示されるはずです。
– 候補が表示されたら、Enterキーを押すことでスニペットが挿入されます。
これで、Markdownファイルでもユーザースニペットが使えるようになります。