【Python金融データ】Econdbの使い方

投資・ファイナンス

Econdbとは?

Econdbは、90以上の公式統計機関から経済データを提供するプラットフォームです。Pythonで一部データにアクセス可能ですが、無制限のアクセスには有料APIが必要です。
トップ
個人的にはトップページ左側にある、経済指標のマップが直感的に各国の経済状況を把握できて便利だと思っています。
経済指標マップ

その他にも、様々な指標をグラフ化して、まとめてくれているので、データのダウンロード以外にも、経済指標をウォッチするのにかなり使えるサイトではないかと思っています。

Pandas_datareaderによる取得

2024年6月現在ではpandas_datareaderによるデータ取得はエラーとなってしまいます。
APIを取得すればデータ取得は可能です。

サンプルコード(エラーとなる)

import os
import pandas_datareader.data as web

# 'RGDPUS'(米国の実質GDP)のデータを取得
f = web.DataReader('ticker=RGDPUS', 'econdb')
f.head()

APIによる取得

例えば、米国のCPIデータを取得してみます。
Econdbは非常にデータ取得がやりやすく、直感的なUIを提供してくれています。
まずは、CPIと検索してみます。すると、候補が出てくるので選択します。
CPI
詳細ページのExportをクリックして、Pythonを選択します。
エクスポート
すると、Pythonコードが表示されるので、これをコピペして実行すれば、データが取得できます。
Python

import pandas as pd
df = pd.read_csv(
    'https://www.econdb.com/api/series/CPIUS/?format=csv&token=6506ea792a1b4f670c622e100ea34550f9080483',
    index_col='Date', parse_dates=['Date'])

価格

プレミアム登録すれば制限なくAPIを利用できるようです。
ただ、多くの指標で、Pythonの取得画面が表示されるので、ひとまず無料のPythonでデータを取得して、不足するようであれば登録でよいのではないかと思います。
プレミアム登録
価格は年間¥19200のようです。

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