こんにちは、あゆです。
今回は、これまでの記事とは少し異なる記事を書いてみようと思います。
私自身、現在の生き方にいろいろと迷いがあるので、
それを整理する意味でもこの記事を書いています。
人生の意味、目的、生きる意味
多くの人は、一度くらい生きる意味について考えたことのあるのではないでしょうか。
しかし、意外とその答えをしっかりと持っている人は少ないのではないかと思います。
もちろん、これといった正解はないのだと思いますが、自分の中でいろいろと考えて納得していることが重要ではないかと思います。
個人的な生きる意味は、現時点では、「幸福の追求」ではないかと思っています。
人間は生きる以上、やはり幸せでありたいと思うと思いますし、
幸せになるためにいろいろと努力するということは多いのではないかと思います。
自己実現も生きる意味として考えましたが、自己実現も幸福のために含まれると思っています。
過去の偉人や哲学者なども生きる意味として幸福、幸せを挙げている人は多いような気がしています。
幸福とは?
人生の目的が「幸福の追求」なのだとすれば、幸福とはどういう状態なのか、もっと具体的にする必要があります。
幸福な状態とは、「自分が大切にしている価値観に沿って生きること」ではないかと思っています。
幸福について、いろいろと考えるには、哲学が役に立つような気がします。
幸福について考えた有名な理論としては、三大幸福論というものがあります。
三大幸福論とは、イギリスの哲学者バートランド・ラッセル、フランスの哲学者アラン、スイスの哲学者カール・ヒルティの「幸福論」を指します。
それぞれの幸福論の特徴は
アランの幸福論:前向きに考えることを呼びかける楽観主義が特徴です、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」
ラッセルの幸福論:趣味に没頭することや外に目を向けることの大切さを説き、実際の行動を重視しています。
ヒルティの幸福論:幸福は心の持ち方が重要としているのが特徴です
これらの幸福論について、まだ学びはじめたところですが、参考になると思っています。
大切にしたい価値観を知る
幸福のためには、価値観が満たされていることが重要だと考えています。
では、次に考えるべきは、大切にしたい価値観が何かということになります。
これについては、
八木仁平さんの著書である「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」という書籍が非常に参考になりました。
やりたいことを
– 大事なこと
– 得意なこと
– 好きなこと
の掛け合わせで見つけるというのが、八木さんの手法ですが、この中の大事なことを見つけるのが、価値観を知るということであり、
価値観を見つけるためのワーク(30の質問)などもあり、参考になりました。
YouTubeなどの無料コンテンツもかなり充実していた印象です。
価値観に含まれやすい要素
価値観については、個人個人で差があるものなので、自分の価値観を見つけるには、
自分の過去の行動や思考を振り返り、価値観を認識する必要があると思います。
しかし、価値観を満たすために、一般的に重要になってくる要素は大きく分類すると以下ではないかと思っています。
- 健康:肉体的、精神的健康がやはり重要。人生の時間は限られているので、健康はその時間を決める需要なファクター
- 人間関係:家族や友人などの人間関係。
- やりがい:仕事や趣味など。この活動によって、価値観が満たされるとやりがいを感じ、幸せにつながる
- お金:生活ややりたいことのために必要になるツール。
あくまでこれらのバランスが重要で、どれかが大きく欠損してしまうと、幸せを感じられないのではないかと思っています。
お金と幸せについて
やはり、一番気になるのは、お金と幸せの関係ではないでしょうか。
当然、お金がないよりはあるほうがいいという人が大半だと思います。
ですが、お金を得るためには、一般的には、何らかの対価が必要です。
何もせずにお金がもらえるなら、お金が欲しいと思いますが、かなりの苦労をするならそこまでしてほしくないということもあると思います。
お金と幸福の関係性として、よく言われているのは、年収800万を超えると、それ以上年収が上がっても幸福度は変化しないということです。
年収の金額は、世の中の状況によって変化すると思われますが、ここから重要なことは、
ある程度お金があると、多少お金が増えても幸福にはなりにくいということです。
これは先ほど挙げた、お金以外の要素にもおそらく当てはまることで、どれかが大きく突出するよりもバランスのいい状態が幸福に近いのではないかと思います。
お金についての話に戻ると、
そもそもお金とは、時間を価値に変換したものではないかと思っています。
何かものを買うときにお金を払うと思いますが、それは、そのものを作るために、誰かが自分の時間を使ったことで、できたものです。
どれだけの時間を使って、できたものやサービスかということを無視すれば、すべてのものは誰かの時間を使ったことで生み出されたと考えてもいいのではないかと思います。
(山口揚平さんの書籍で時間通貨というような概念を見たことがありますが、それに近いイメージです)
つまり、人生という限られた時間をお金に変換しているということではないかと思います。
お金をたくさんほしいと思って、仕事をしすぎても、今度は、そのお金を使う時間がないというのが良い例です。
お金を節約するという意識を持っている人は多いと思いますが、
それを生み出す源である
時間を節約するという意識を持っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
価値観に関係する要素でも挙げた健康は、この時間を増やすことに該当するのではないかと思います。
仕事について
ここまでを踏まえて仕事について考えてみると、
なるべく少ない時間で、それほど価値観の満たされない仕事をして、必要最低限のお金を稼ぐ
もしくは、
価値観が満たされることでお金を稼ぐ
のいずれかになるかと思います。
もちろん、後者の価値観が満たされることでお金を稼ぐことが可能であれば、
それが最善だと思います。
しかし、お金を得るためには、他者に何かしらの貢献をする必要があります。
うまくマッチするものがある場合はよいですが、ない場合は、短時間で効率的に稼ぐというのも選択肢だと思います。
その場合には、他人よりも自分が簡単にできること(比較優位がある)に力をいれ、効率性や生産性を向上されるのがよい戦略だと思います。
たとえ、基本的には、価値観が満たされる仕事をしていたとしても、部分的には、あまり好きではないこともあると思います。
そのような部分は、ほかにそれが好きな人、もしくは特異な人に任せるか、効率化してなるべく時間をかけないことが重要だと思います。
このブログではプログラミングをはじめ、効率化については、それなりに発信しているので、ぜひ見てみてください。