Pythonブログ投稿自動化に必要な環境について

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今回の内容

今回は、ブログ記事をPythonで自動投稿していくうえで必要になる環境(アプリなど)を考えていきます。
おすすめする環境を作るには、やや設定が必要ですが、最低限であれば、多くの人がほぼ設定不要でできます。

最低限の環境

必要な環境は、Markdownファイルを作成、編集できる、Pythonを実行できる環境です。
そして、できればデータの管理は、クラウドで行いたいという部分があります。

これを最低限で行うことのできる最も手軽な方法は、Googleアカウントを持っていることです。

Googleアカウントがあれば、基本的なデータをGoogleDriveに保存できます。
Markdownファイルの編集はStackEditを使って可能です。
そして、Python実行は、GoogleColabratoryで可能です。

すべての要件をGoogleアカウントだけで満たすことができます。

とはいえ、もっと効率よく管理するためには、もう少し工夫が必要ですので、そのあたりを考えていきます。

VSCodeの導入

StackEditを使うことで、Markdownファイルの編集は可能ですが、ブログ記事に画像を入れることなどを考えると、正直やや面倒です。
そのようなときに、便利なのが、VSCodeです。

VSCodeを使うことで、マークダウン形式の文章を効率よく作成できます。

IT周りにあまり自身がない場合は、VSCode+PythonはGoogleColabratoryが最適だと思います。

VSCodeとGoogleDriveの連携

VSCodeでGoogleDriveのファイルを編集する場合、PCにGoogleDriveのアプリとVSCodeのアプリを入れることで可能になります。
もし、アプリを入れたくないという場合には、githubアカウントを作成して、github+VSCodeオンラインで管理というのもありだと思います。

Python環境

IT周りにある程度知識があれば、
VSCodeを使うなら、できれば、そのままPythonコードも実行してしまいたいと思うのではないでしょうか?

そのためには、ローカルにPythonを入れる。これが、数年前までのやり方でした。

ですが、今なら、devcontainerを使って、ブログ執筆環境を作成してしまうのがいいのではないかと思います。

Dockerとgithub codespaces

devcontainerを使えば、ローカル環境を汚さずにいろいろできます。
設定も保存できるので、起動に少し時間がかかることに目をつぶれば、ほぼ完璧です。
とりあえずインストールでいつの間にかPCが重い…
そのような事態を避けられます。

devcontainerをローカルで使うには、Dockerが必要ですが、Windows11なら対応しているので、最近では多くの場合、利用できると思います。
もし、Dockerが使えないとしてもgithubアカウントを作成して、githubのcodespacesを使えば無料時間の制限はありますが、ブラウザだけで完結させることもできます。

外出先で自分のPCが使えないときは、githubのcodespacesを使っています。
そういう意味ではGoogleDriveを使わずに、github+devcontainerが最も機動力のある開発環境かなと思います。

具体的な手順

今回紹介したツールを中心にインストールなどについては以下の記事にまとめていますので、あわせて確認してください。

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